設立目的
地域に根ざした小水力発電所と循環していく未来
兵庫県宍粟市北部に位置する千種町黒土地区には大正期に稼働していた水力発電所跡があります。豊かな自然と先人たちの知恵を生かし、戦前に稼働していた水力発電所の再興と共に地域活力を維持しながら持続可能な開発目標(SDGs)、脱炭素社会の実現に向けた事業に取り組みます。

合同会社ロゴ
3つの豊かさ
このロゴマークは黒土地区にある3つの豊かさ、「豊かな大地」「豊かな水流」「豊かな森林」をモチーフに作成されていて、これらの豊かな資源を未来に残すとの思いが込められています。

事業内容
SDGsな未来の「千種」を作っていく

黒土川の豊かな水を利用した「小さな」発電
安定したクリーンエネルギーを生み出す
かつて稼働していた水力発電所を復活させるため、再び黒土地区に発電所を設置しようと活動しております。本事業は数十年電気を作り続けていける事業体制作りを目指し、今ある豊かな黒土の自然を生かしながら活動していきます。

「地域で運営する発電所」を目指して
地域活性化の糸口に
単なる発電所としての機能だけでなく、売電利益の一部を活用して森林 の整備活動、発電施設見学会や地域活動のきっかけづくりの場としても活用できるように運営していきます。

地区の取り組みを全国に発信
緩やかな革命を始めよう
小水力発電というと「電力会社の事業」というイメージを持ちますが、地域住民主体で活動している黒土地区をモデルに県内外の多くの方に小水力発電のすばらしさや活用アイデアなどを発信していきたいと考えています。

地域コミュニティの活性化
みんなで作る豊かな「輪」
この事業を通じて地元の皆さんに環境保全や水力発電について興味が持てるようなきっかけを作っていきます。設営したサテライトオフィスを活用して住民同士の情報交流の場を増やし、住民主体の活動を広げる機会の提供をします。

地元産業・経済の一端を担う
「自立した」黒土になる
発電事業に関連したまたはそこから派生する仕事、発電所の運営管理や森林管理する林業、農業や観光業など多くの雇用を生み出す活動に貢献していきます。その活動によって地域経済を実現し、自立した住みやすい「地元」を目指していきます。